手形貸付とか個人貸付って一体何なの?

金融関係の記事とかを読んでいると、「手形貸付」とか「個人貸付」という言葉が出てきますが、意味も違いもよく分かりません。一体どういう意味があるのでしょうか?「手形」という言葉が出てきているので、手形貸付は企業向けで、個人貸付は個人向けっぽいんですけど…勘違いだったら嫌だし、知識として知っておきたいと思いますのでお願い致します。

最大の違いは企業向けか個人向けかという事です

手形貸付とは、銀行等の金融機関が融資する際に証書ではなく、借主から銀行宛ての約束手形を振り出すものです。これは主に中小企業が設備投資や資金繰りの際に短期融資として扱う場合に行う貸付方法で、手形を交付するには当座預金の口座が不可欠なので、個人で当座預金口座を持っている人はまず居ないという観点から言うと、基本的には企業向けです。

個人貸付とは恐らく、個人間融資、個人向け融資の事だと思われます。個人間融資とは、その名の通り個人対個人で行われるお金の貸し借りの事で、家族・友人間でお金を貸し借りした場合の事がこれに当てはまります。個人向け融資とは、いわゆる大手・街金問わずの銀行等の金融機関・消費者ローン対個人の融資の事を指しています。

先に言った通り、手形貸付は手形を発行しますが、個人貸付全般は借用証書で契約を結びます。キャッシングや住宅ローンを結ぶ時に、書類審査がありますよね?このような方法を証書貸付とも言います。私たちが一般的に目にする機会が多いのがこの証書貸付です。

手形だと手続きが簡易的で済み、印紙代が比較的安く済みますが、基本的に返済日以外の事は記せないのでより多くの変動的・機動的な契約内容と長期的な融資を行う場合は証書で貸付を行います。また、手形は二度返済が滞るといわゆる「不渡り」が発生した事になり、取引停止や裁判所による差し押さえが行われるのです。証書貸付の場合、長期的な返済を主としているので、分割で返済出来るという側面があります。

余談ですが、個人間貸付の際に証書を作成しなかった場合、事実上の贈与に当たり、110万を超える贈与は贈与税が課せられますので、いくら信頼関係が結ばれた家族間でも安易な貸し借りには注意致しましょう。

個人貸付では不十分な場合には手形貸付を活用しよう

会社経営をしているときに頭を悩ませるのが資金繰りです。来月になれば売掛金を回収できるのは分かっていても、今月中に支払わなければならないという状況は、経営をしていればよくあることです。経営者の個人資産が十分にあるのなら、それを借りて一時的にしのぐという方法をとることもできますが、個人の資産もない場合には借り入れで乗り切ることも視野に入れるべきでしょう。

具体的にはどうするのかというと、個人貸付を活用して資金調達することから始めるのが良いでしょう。キャッシングのサービスなどを活用すれば、細かい手続きをしなくても借り入れをすることができますし、自営業であって審査に通りやすいという傾向はあります。ですから、これらを活用して一時しのぎをするのは良い方法だと考えられます。

しかし、個人貸付としてのローンでは、十分な資金が得られないこともあります。取引先が手形貸付によって支払いを行っているのなら、一旦手形割引を利用するのも良い方法だと考えられます。手形割引によって、銀行に手形を買い取ってもらうことができれば、一時的には資金を調達することができますから、これによってしのぐこともできます。

手形割引を利用して資金調達をするメリットは、調達できる資金に制限がないことです。個人向けの融資を利用する場合には、担保を設定しない限りは借り入れできる金額に上限が定められます。いわゆる総量規制というものです。総量規制がありますから、借り入れできる金額には限界があり、事業資金を調達するのには不十分な場合も多いのです。

手形割引の場合には、手形の額面金額が高ければ多くの資金を調達することができます。利息に相当する部分は割り引かれることになりますが、これは手数料のようなものだと思ってあきらめましょう。額面金額の大きい手形を用意すれば、多くの資金を調達することができますから、資金調達の方法としては優れた方法だと考えることができるのです。

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